しばしばX界隈で論争されるベスコですが、実際のところ投信としてどうなのかを検討しました。
ベスコとは?
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)=愛称:世界のベストを指すX界隈での呼び方です。
概要
インベスコ・アセット・マネジメントが運用する、世界の株式に投資する公募投資信託です。世界各国の企業の中から、成長性や収益性に優れた銘柄を厳選して投資し、中長期的な信託財産の成長と安定した分配を目指します。
主な特徴
- グローバル分散投資
世界の株式市場から、業種や地域を分散しつつ投資銘柄を選定。先進国だけでなく新興国も投資対象に含みます。 - アクティブ運用
インベスコのグローバルなリサーチ力を活用し、企業分析に基づいた銘柄選択を行うことで、市場平均を上回るリターン獲得を目指します。 - 毎月決算型(毎月分配コース)
毎月分配金の支払いを基本とする設計。投資家は安定的なインカムを期待できますが、分配金は運用実績や基準価額の状況に応じて変動します。 - 為替ヘッジなし
外貨建て資産の為替変動が基準価額に直接影響するため、円高・円安の動きによってリターンが増減します。為替リスクを積極的に取りにいく設計です。
早速、ポイントと結論
- 過去複数年にわたり毎月 150 円という分配を維持しており、「毎月分配」が一定程度継続する傾向を持っていることが実証されている。
- 純資産が数兆円規模に達しており、流動性や運用安定性という面で有利。
- 分配原資が「運用益だけでなく、繰越金・準備金・売買益を含む」ことは明示されており、毎月 150 円がすべて純益から出ているとは考えにくい(=部分的に元本取崩しの可能性がある)というリスク。
- 信託報酬を含む管理費用が 1.903%という水準は、株式投信として高め。これを引いた後の実質利回りが十分かどうかが分配の継続性を左右する。
- 為替ヘッジなしという点から、円高局面では基準価額や分配金の円受取額が相対的に目減りするリスクあり
- 説明書には「分配対象額が少額の場合は分配を行わないこともある」との記載がある。運用が厳しい局面では、分配を減らしたり停止する可能性が残っている。
上記の事柄から毎月分配を重視する投資家にとって魅力的な実績を持っている一方、分配の“質”(元本取崩し混入可能性) と コスト・為替変動 による影響が無視できないリスクとして存在します。
私は?
50万口-7500円/月の分配を受け取っています。税引き後だと6000円位です。年間にすると9万円の分配になり、株式含めて配当金の中で群を抜いている存在です。
8月末時点の証券会社からの通知書によれば
累計購入額:459,341円(当時は49万口)
評価額:436,786円
累計受取分配金:116,191円
トータルリターン:93,636円
になっていました。時々買い増しもしているのでいつになるかわかりませんが、このまま分配維持してくれれば4年か5年で恩株ならぬ、恩託化してくれないかなって思います。