大馬鹿理論についてご存知でしょうか?
本来の価値を大幅に上回る過大評価された資産を購入し、後にさらに高額で転売できれば儲かるという理論です。
これは、「愚か者」よりもその資産に対してより高い価格を支払ってくれる新たな「より愚かな者」が十分に存在する限りにおいてのみ有効である。しかし、いずれは、その資産に投資したものが価格が現実と乖離していることを否定できなくなり、その時点で売りが出て、価格は著しく低下し、公正価値に近づきます。
株価にとっての公正価値は?
直近、気になる銘柄を2つ上げると任天堂とカプコンである。ぶっちゃけると2社ともに今期ここまでの業績はイマイチですが株価はじわじわと上がっています。
※任天堂は、Switch2の発売を控えております。
※カプコンは、モンハンの発売を控えております。
明らかに将来の利益に対して先回りして株価が形成されています。投資家がどれほどの期待を込めているかは分かりませんが、サプライズのない順当な売り上げ数だった場合は、次のサプライズ無しでは急落してもおかしくありません。長期的に見れば大した事ない一時的な下落になるでしょうが。
任天堂の予想PER50倍はバブル的でしょう。来季の1株利益は2倍以上、3倍近くになるとの予想でしょうか。
なりそうだから怖いですね