「押し目買い（おしめがい）」とは、株式や為替などの金融商品が上昇トレンドにある中で、一時的に価格が下がったタイミング（押し目）で買いを入れる投資手法のことです。
「押し目」とは、上昇相場の中で見られる一時的な価格の下落（調整）局面を指します。多くの場合、利益確定売りや短期的な需給バランスの崩れなどで発生します。
推している銘柄を買う事ではありません。昔はそう思っていたころがあります。すみません。
押し目買いの基本的な考え方
- 全体の流れは上昇基調（トレンド）
- 一時的な下落（調整）で価格が安くなったところで購入する
- 再び上昇に転じた時に利益を得るのが狙い
例
例えば株価が1000円 → 1200円まで上がってきたとします。
その後、いったん1150円まで下がった場合、
「これは押し目かもしれない」と考えて買うのが「押し目買い」です。
押し目買いの判断基準（例）
- 移動平均線に近づいたタイミング
- 過去のサポートラインで反発しそうな場面
- RSIやMACDなどのテクニカル指標
押し目と見せかけた「下落トレンド」には注意
押し目と思って買ったら、実は本格的な下落の始まりだった…ということもあります。→ トレンドの見極めが重要です。
まとめ
メリット
- 上昇トレンドに乗れる
- 高値掴みを避けられる
- リスクを相対的に抑えられる可能性
デメリット
- 押し目かどうかの判断が難しい
- トレンドが転換すると損失が大きくなる
