株価収益率とは
1株あたりの純利益の何倍まで買われているか。
低ければ割安、高ければ割高です。
1株あたり100円を稼ぐ企業が有ります。株価1500円ならば、15倍になります。
KDDI(2Q)の通期計画では、1株あたり当期利益は340.01円の計画です。株価は先日の終値で4760円でした。PERは約14.0倍です。
NTT(1Q)では、1株あたり当期純利益は13円、株価は147.4円です。PERは約11.3倍です。
ソフトバンク(1Q)は、1株あたり当期純利益は10.51円、株価は191.3円です。PERは18.2倍です。
ソフトバンクのPERが高いです。将来への期待が高い(織り込まれている)という見方もできますし、割高という見方も出来ます。
NTTは、逆で将来への期待が小さいという見方も出ますし、割安という見方もできます。
何倍だから割安、割高という絶対基準がない為比較することしかできません。同業種であれば業種全体への期待度は同じなので比較してみても面白いと思います。
KDDIだけ1単元が47万と相対的には資金が必要ですし、NTTは外国人保有制限銘、ソフトバンクは、親子上場銘柄の子に当たるなど前提条件は異なります。