ZACROS(7917)株価・企業情報まとめ

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25株を取得しており、2025/10/1に4分割されるので、単元以上保有に昇格予定です。

ZACROS(7917)会社紹介

ZACROS(ザクロス、旧社名:藤森工業株式会社)は、1914年創業の老舗化学メーカーで、パッケージング事業や機能材事業を展開しています。食品や医薬品向けの包装材料から、産業用フィルム、エレクトロニクス関連素材まで、幅広い分野に製品を提供しているのが特徴です。

同社の強みは、独自の高分子加工技術と材料開発力にあります。例えば、医薬品の品質を守る高機能包材や、半導体・ディスプレイ製造に欠かせない精密材料など、高い付加価値を持つ製品群を有しています。

海外展開にも積極的で、アジアを中心にグローバル生産・供給体制を整備しており、国内外での安定した成長が期待されています。近年は「ZACROS」というブランド名でグローバル統一を進め、持続可能な社会に向けた環境対応製品やリサイクル技術の開発にも力を入れています。

株式の状況

株価は分割前で4200円程度で推移しています。PER 10倍台前半、PBR 約0.84 倍という指標から、市場からは割安と見る向きもあるが、それが「成長の鈍化を折り込んでいる」のか、「過小評価されている」のかの見極めが必要。

優待銘柄であり、3月は100株ならオリジナルQUOカードが貰えます。配当は、分割後で16.75円ですので年間3350円になるため優待+利回りとしては、4%強狙える銘柄になっています。

営業利益・経常利益のやや減少傾向にあり、売上は増えているものの、コスト上昇(原材料、人件費など)が利益を圧迫しており、今後これが継続するかどうかが注意点。

ポジティブ材料(割安と見る理由)

  • PERが業界平均よりかなり低い(約10倍 vs 業界20倍前後)ため、相対的に割安
  • PBR<1かつ自己資本比率が高め(約60%)で、バランスシートに安心感あり
  • 配当利回りが3%台で、配当性向も30%台ならまずまずの株主還元と見なせる

ネガティブ(割安に見えても注意すべき点)

  • 第1四半期で原材料高・人件費増の影響で営業利益がやや圧迫されている(増収でも利益が横ばい〜減少)。成長期待が高くないと低PERが説明される場合あり
  • 事業は事務・情報電子・ウェルネス・環境ソリューション等の混合で、一部は景気循環・ディスプレイ市況に左右されうる(需給サイクルのリスク)
  • 業種平均PERが高い一方で、ZACROSに対する市場の期待が低い(成長性に対する市場評価が低い)可能性がある — つまり「割安」は成長の弱さを織り込んだ評価かもしれません

まとめ

数値上は「割安寄り」(PER≈10、PBR<1、配当利回り3%)だが、これは成長期待の低さやマージン圧迫を織り込んだ結果の可能性が高い。安定収入(配当)重視で「割安なバリュー投資」をするなら魅力がある。成長株としての大きな上昇を期待するなら、業績の明確な回復・成長シナリオ確認が必要。

About Shinya Okada

1989年生まれ。既婚。東京高専・茨城大。
グループ会社SE→社内SEへ転職。
趣味:バレーボール、投資、プログラミング